996カレラ4ブレーキパッド交換
本日はお客様のブレーキパッドの交換のお手伝いです。前後のブレーキパッドの交換です。
996と997の前期型は同じ構造になっています。
ピン1本でブレーキパッドを押さえています。
ピンのロックピンを外してパッドの押さえを先ずは外します。
こんな感じで外せます。続いてブレーキパッドを外すのですがキャリパーのピストンを押し戻してパッドに隙間を作り、ブレーキ鳴き止めの板をパッドから剥がします。そうしないとブレーキパッドが外れません。
これはリアのブレーキパッドです。新品と比較すると半分以下です。
新しいパッドに鳴き止めのグリスを塗ってセットします。
後はパッドセンサーを取り付けて作業完了です。997の後期型からはキャリパー本体を外さないとブレーキパッドの交換が出来ません。最後にブレーキ液の確認です。キャリパーのピストンが戻ったのでリザーブタンクのブレーキ液がMAXラインを超えている場合が有ります。その際は規定量になるまで抜きます。今回の場合も抜いてあげました。